[村のイベント] お月見
かいさいび
旧暦<きゅうれき>8月15日だよ
いまの暦での「8月○日」と固定されているわけではないので、毎年カレンダーで日にちをチェックしておこう!!
・かいさい日:旧暦の8月15日 ※いまの暦でだいたい9月中旬~10月上旬あたりのいずれかの日
・かいさい時間:PM6:00~翌AM0:00
どんなイベント?
まずは役場前へいこう。「つきみだんご」がもらえるぞ。
空をみあげると、夜空に大きくてきれいな満月がみえる。
月は直接ながめるのもいいけど、水面にうつる満月もみごとだぞ。
村長さんからもらうはなびは、なくなるとまたもらうことができるので大丈夫。
どんどん使ってキミもたのしもう!
プチちしき
■月は直接ながめるのもいいけど、水面にうつる満月をながめるのも一興<いっきょう>
じっさいの世界で間接的にながめる月は、幽玄<ゆうげん>でいっそうはかなげにみえて
一人でじっくりながめたいときなんか、かなりおすすめだ。
■この2夜の月はとくに美しいとされているよ。ぜひゆったりとお月見をしよう!
・旧暦8月15日…十五夜<じゅうごや>…つきみだんごは15個
・旧暦9月13日…十三夜<じゅうさんや>…つきみだんごは13個
ちなみに、この2夜のどちらかしかお月見をしないのは、「方月見<かたつきみ>」といわれていて、
じつはえんぎが悪いとされているんだ。
とはいえ、あんまり形式にとらわれすぎず、ありがたく月をながめて生きていることに感謝するのがいいのかも。
■すすきなどのその季節に生えている植物や花などをかざって、
お月見をしたあともしばらくかざっておく。
月のパワーがやどって、魔除けになるといわれているぞ。
つきみだんごは米の粉をねってつくったものをおそなえするといいみたい。
■旧暦<きゅうれき>と新暦<しんれき>
「旧暦」は「太陰太陽暦<たいいんたいようれき>」とよばれ、じっさいの季節のうつりかわりとよく合っていた。
でも、日本では明治時代に「新暦」とよばれる「グレゴリウス暦」が政府の急断<きゅうだん>でとりいれられたんだ。
いろんなそのときの事情があるだろうけど、日本は四季<しき>のある国。
新暦(いまの暦のことだよ)も便利だけど、やっぱり自然<あるがまま>や休息を大切にする「旧暦」のよさもおぼえておきたいね。